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―FUNclusion Week特集6― FUNclusion Week開催の地、下北沢にあった“やさしいまざりあい”の形。

画像:FUNclusion Weekの開催場所であるBONUS TRACKでほほ笑む、今回お話を伺った小田急電鉄株式会社の五十嵐さんと、株式会社散歩社の増田さん。画像終わり

大広社員の根上小夏が、新しいインクルージョンのカタチ“FUNclusion”(ファンクルージョン)についてお届けする連載、根上小夏のFUNclusion研究所。 “FUNclusion”とは「FUNな入口からはじまるインクルージョン」、その可能性を様々な角度から、みなさんと一緒に見つめていきたいと考えています。
今回は、12/5-6にヘラルボニーと大広で共同開催したイベント「FUNclusion Week 2025」の特集第6弾!イベント終了後、たくさんの方から「“下北沢”という場所が良かったね」と声を掛けていただきました。FUNclusion Week 2025の開催場所であった、下北沢のBONUS TRACK。初開催させていただいた場所、下北沢の地を改めて知りたい…そんな気持ちから、今回は、BONUS TRACK運営を行う散歩社の増田早希子さんと、下北沢駅を含む東北沢駅から世田谷代田駅の地下化で、近年の下北沢に大きなインパクトを与えた小田急電鉄株式会社の五十嵐理さんにお話を伺いました。下北沢のこれまでとこれから、そして、FUNclusion Weekを下北沢で開催することのもつ意味を、一緒に考えていただきました!

※FUNclusion Week 公式サイトはコチラ

シリーズ一覧は、記事下部をご覧ください

お話をお伺いした方
画像:深い紺色のセーターの中にシャツを着てほほ笑む、五十嵐さんのインタビュー中の写真。画像終わり
小田急電鉄株式会社
まちづくり事業本部 エリア事業創造部
五十嵐 理さん

 

 

画像:鮮やかなオレンジ色のインナーに、黒いワンピースを着て、同じく黒いニット帽をかぶってほほ笑む増田さんのインタビュー中の写真。首元には、5種類のチャームがついたかわいらしいネックレス。画像終わり。株式会社散歩社
増田 早希子さん

散歩社は、「つくるまちをつくる。そだつ店とそだつ。つづける人とつづける。」をコンセプトに、空間づくり、まちづくりを行うマイクロデベロッパーです。鉄道会社やデベロッパー、自治体などからのご依頼を受け、個性あるお店を増やし、小~中規模の物件や、エリアの価値を上げるお手伝いをします。お店のスタートアップを応援することや、まちのコミュニケーションを活性化しそれらをコンテンツ化することも得意としています。
*散歩社公式サイト:https://samposha.com/about/

はじめに

FUNclusion Weekのメイン会場である、下北沢のBONUS TRACK。施設の中に入ると、気づけば日々の忙しさや焦りがふわふわと消えていく…個人的にはそうした気持ちになる場所です。BONUS TRACKは、2020年、小田急線の東北沢駅~世田谷代田駅の地下化に伴い誕生しました。「ここは、新しい商店街なんです。」初めて訪れたとき、本日もインタビューさせていただいた増田さんからそう教えていただきました。確かに、個性豊かなお店が立ち並び、お子さんと遊ぶ方、犬のお散歩のついでによる方、コワーキングスペースでお仕事をされている方…多様な方が、それぞれの生活を営む中に存在している空間だと感じます。BONUS TRACKを含む、線路跡地に生まれた「シモキタ線路街」。これまでの下北沢の魅力をそのままに、新たな風が吹くこの街で、FUNclusion Weekはどんな存在になれるのか。下北沢を、そして、線路街をよく知るお二人に、お話を伺いました!

街と人を大事にして生まれた線路街。そして“つながった”下北沢。

根上:今回、下北沢でFUNclusion Weekを開催させていただくことを決めてから、FUNclusionチームの中で、「下北沢が昔と変わっている?」とたびたび話題に上がるようになりました。お二方の中に「下北沢が変わった」という感覚はありますか?

小田急電鉄|五十嵐さん:これはぜひ、シモキタ歴20年の増田さん!

散歩社|増田さん:そうですね…やっぱり小田急線の地下化は本当に大きかったです。象徴的な“開かずの踏み切り”がなくなると決まり、最後の電車が踏切を通る時は、街のみんなが集まって1つのイベント化してたほど、街にとっては大きなことでした。どの街も、変わりゆく部分と残る部分があると思うのですが、線路は無くなりましたが、「人の行き来」がさまざまな面で多くなったと感じています。線路街ができたことで、「物理的な行き来がしやすくなった」ことはもちろんですが、気持ちの面でも、街のさまざまな部分で垣根を越えていくような機会が増えていっているように思います。
そもそも、踏切がなくなったことで、街全体で行われるイベントがぐっと一体感が増して。そして垣根がなくなったこともあってか、京王線のリニューアルも重なり、本当に若い人がめっちゃ増えました!(笑) 以前から若い人はあそびにはきてるんですけど。若者の街って言いながら、夜になると、若者がどんどん減ってく(笑)。 そして夜中のシモキタは、大人な世代が元気で主役な街だったと思います。

根上:ええ!?そうなんですか!?

散歩社|増田さん: シモキタは外から見ると、“若い人が夢を追いかけている街”みたいな印象をよく聞くのですが、もちろんその一面はあるのですが、結局、飲み屋で朝まで残って一番元気なのは50代、60代の世代の方だったりして、若いミュージシャンがもう疲れたので帰ります、みたいな風景をよく見たこともありました(笑)。
コロナ禍も経て、下北沢の駅前もぐっと変わるとともに、世代のふり幅もぐっと広がってきたなと思います。南西口ののはら広場とBONUS TRACKの間にあるシモキタ雨庭広場とかでは、小さい子がいっぱい遊んでいる風景が日常となって、ベビーカー連れのご家族も街全体に増えてきました。そんな世代が混ざり合うようになっていった“今の下北沢”で、「たのしくみんなでまざりあう」というテーマの“FUNclusion”が開催されることが、とても意義があることでした。

小田急電鉄|五十嵐さん:私は4年くらいしか下北沢には関わっていない新参者で、その前の増田さんからお話いただいた時代は、外からこの街を見ていました。演劇とかバンドマンの人が「貧乏だけど頑張って、一花咲かせてやるぞ!」と思っている、という一般的なイメージで見ていたので。年齢の比重が意外と高い、というのは来て知りました。線路や踏切は街を、人を、物理的に分けてしまいますよね。下北沢では昔、北口と南口は互いに、あっちは危ないから行っちゃだめと言われたそうです(笑)。半径にしたら2kmもないのに(笑)。線路でそれくらい物理的に分かれていた、と聞いています。

散歩社|増田さん:そんなこと言っている方がいたんですか(笑)。南口も北口もなくなりましたもんね。南西口と東口になって。「分ける」から「つなげる」駅になっていた。景色が変わっていくことについては、まだ寂しく感じる人も多いと思いますが、街の可能性は大きく広がったと感じています。

根上:線路が地下化したことが街の方にとって大きかったと、お話にもありましたが、小田急線の地下化が決まり徐々に街が変わっていったのでしょうか。それとも、地下化に伴い大きなコンセプトや指針などを掲げて変化していったのでしょうか?

小田急電鉄|五十嵐さん:これまでの小田急電鉄はわかりやすい開発をしていて。駅からバスに何分くらいのところに住宅地の開発が始まるから、自分たちの土地を使って利便的な施設を立てよう!と。そんな風に、自分たちが主体となって開発を進めていました。でも今回は、街の様々な方たちから多様な意見を聞きながら進めていたと前任の担当者から聞いています。

散歩社|増田さん:下北沢と同じような再開発をした駅は、なかなか見かけないですよね。下北沢再開発のインタビューでも、「30年後も街の価値が維持されるような開発をしていくべき」とおっしゃっていたのを拝見したのですが、シモキタらしさを残すことを大切にしてくださっているのだと感じました。20年下北沢にいる自分としても、うれしかったですし、街へのリスペクトを感じる再開発だったことに変わっていく下北沢も楽しみになっていきました。
そして、コンセプトや指針があったかというと…いよいよ地下化するぞ、という時も、そういった重い感じではなかった印象です。みんなそれぞれが自立しながら、飄々と街を面白くしたいと思っている方が多くて、誰か一人のわかりやすいリーダーがいる、というような街でもないので。まさに昨日も、「こんなに村長と呼ばれる人が複数いる街は滅多にないよね(笑)」という話題で盛り上がっていました。村長が、なぜか何人もいるんです(笑)。

小田急電鉄|五十嵐さん:あらゆるところにいるね(笑)

散歩社|増田さん:例えば街で何かを始めるとき、「○○さんに挨拶をしに行かなきゃ!」みたいなことが、シモキタにはあまりなくて。これだけ劇場があって、これだけライブハウスがある街は、日本の中でもトップクラスだと思います。もしかしたら、日本で一番の街かもしれません。演劇の街だと思っている人、音楽の街だと思っている人、古着の街という人もいて…。飲み文化も根深いですが、そんな状況のなかで、「本当はなんの街なんだ」みたいなことは、あまり気にしていないというか。
街のあり方とか街の哲学は、それぞれが持っていればいいよね、という感じで。それが違っていても答え合わせなんて必要ない、みたいな。干渉し合わない街の印象をずっと受けています。
「街の総力を挙げて!」みたいなさまざまなカルチャーが全部混ざった大きなお祭りのような機会が、この街にはありそうで意外とまだそんなにないので、線路街ができたことで、これからそんな機会が増えていくんじゃないかと期待していますし、そうなれるよう自分も動いていきたいと思っています。もっともっとポテンシャルのある街だと感じています。

今回のFUNclusion Weekでも、大広さんからお弁当の相談があったのですが、せっかくなのでシモキタのお店でオーダーできたらいいなと思って、個人営業でやっているサンドイッチクラブを紹介させていただきました。オーナーの山口結ちゃんに相談したら、「そんなにたくさんオーダーがいただけるなら、せっかくだし店を閉めて届けに行ってイベントも見にいこうかな」と言ってくれて、当日も来てくれて。
そういうフットワークの軽さとか、小さな関わりでもちゃんと関わってくれる感じが、この街らしいなと思います。すごく居心地がいい街ですね。うまく言えないんですけど、干渉し合わないけれど、お互いをリスペクトしている感じも、この街の魅力の一つとして挙げたいです。

小田急電鉄|五十嵐さん:いい意味で、干渉し合わないよね。来るものも拒まないし、去る者も追わない。だからと言って、「俺の島だ!」みたいなこともなくて。隣の人が何していてもいいし。なんでしょうね。不思議な感覚。この街はそれがあるんです。こっちで語り合っていて、あっちではまた別のことを語り合っている。別に交わらないのだけど、お互いそれでオッケーなんです。どっちに入ろうとしても、入れてくれる。そういう意味では、私は、ダイバーシティみたいなものが、もともとの土壌としてあった街なのではないかなと思いました。

散歩社|増田さん:ほんとですね。だから今回いただいた、“FUNclusion”というテーマにはぴったりだなと。みんなが喜ぶテーマだなと思いました。

▼線路街が生まれたことでできた、FUNclusion Weekのメイン会場となったBONUS TRACKの広場。おしゃれでありながら温かみのある空間。

画像:BONUS TRACK広場内の写真。青空の下、白い外壁の2~3階建ての温かみのあるおしゃれな建物が取り囲む中庭のような空間に、椅子やテーブルが。イスとテーブのそばでたくさんの方が談笑している。画像終わり

ユニフォームでも、パジャマでも気にならない。ダイバーシティの土壌を持つ下北沢と、FUNclusion Week。

根上:私もFUNclusion Week と下北沢のまとう空気感がすごく近しい感じがしていて。お二人に企画をご相談した際も、「ぴったりだ」とおっしゃっていただいたと思いますが、どのあたりからそうお感じ頂けたのでしょうか?

散歩社|増田さん:さっきもお話した、世代やカルチャーが混在している部分が大きいですね。障害とか国籍とかジェンダーとか…もちろんどんな方にも思いやりやマナーを持つのが大前提で、必要な配慮はありつつも、特別扱いせず、意識しすぎない。そういうことが自然にある街だなと思いますし、もっともっとそういった混ざり合いが起きる場所だと思います。

小田急電鉄|五十嵐さん:変な例えなのですが、僕、小学校の野球チームでコーチをしているんです。

散歩社|増田さん:えぇ!?ピッタリすぎる(笑)。あ!そういえば、このまえ着てましたね、ユニフォーム!

小田急電鉄|五十嵐さん:そうそうたまたま下北沢に近い野球チームで(笑)。大体、午前中に練習が終わって真っすぐ来れば、この辺でやっているイベントに間に合うんです。最初、「ユニフォームで大丈夫かな?変に思われないかな?」と思っていたんですが、誰にも気にされなくて(笑)。知っている人に会って、声をかけられても「お!野球やってんの?」くらい(笑)。それ以上は何もない。そういうことなんです。例えば障害のある人もそう。もちろん配慮はするのですが、別に「だから特別」というわけではなくて、普通に接している。ただの街の人。僕も、赤いユニフォームですごく目立つんですが、「あぁいるね」くらいにしか思われていないんです(笑)。

根上:増田さんも、五十嵐さんの野球のお話を伺いしばらくしてから、「ああそういえば」とおっしゃってましたね(笑)

散歩社|増田さん:そうですね!忘れてました!(笑)

小田急電鉄|五十嵐さん:そういうことなんだと思うんです。壁があるとか、特別な、ということではなくて、特別視しない土壌がある街なんだと思います。今回の取り組みとか、まさにこの街でやっていたんだなと。

根上:初めて下北沢に来た時に、「わ!おしゃれな方がたくさん…」と身構えていたのですが、そういうことでもないんですね…

散歩社|増田さん:○○系みたいな服装ってよくあって、雑誌では下北沢系も取り上げられていますが、そんな服の人って意外と少なくて。みんな自分が好きなものを好きなように着ているだけで、結構バラバラなんですよね。街のアイコン的な方々も、レディージェーンの大木さんにしても、KOGAレコードの古閑さんとか、100mくらい離れていてもこの人だな、すぐわかります。多分20年くらい着ている服のスタイルも変わらないと思います(笑)。ジャンルでこういう服装というよりは、「好きな格好を自由にしている感じ」が下北沢系なのかもしれません。

小田急電鉄|五十嵐さん:音楽のジャンルでも○○系がありますが、「下北沢系」というと、「何が下北沢系なの?」「わかんない!!!」となると思います(笑)。そのくらいカテゴライズがない。

根上:まさにそのイメージでした!

小田急電鉄|五十嵐さん:そうですよね?でも、中にいると絶対なくなっちゃう。それが面白さだなと思います。

散歩社|増田さん:今回、FUNclusion Weekのポスターをいろいろな場所に貼るのを街の人にも手伝ってもらったのですが、「自分の街でやってくれてうれしい!」という反応が多くて。このテーマを堅苦しくなく受け止めてくれる人たちだなと感じました。もちろん真剣に向き合うテーマではあるのですが、“いい気軽さ”で自然に大事なこととして考えてくれる人が多い街だと思っています。

小田急電鉄|五十嵐さん:感覚としてわからないじゃないですか?目の見えない人や耳が聞こえない人の感覚って。ライト、と言ったら失礼かもしれないですが、気軽に経験できる、知ることができる、ということはすごく貴重な経験だと思います。やってみたい!

散歩社|増田さん:それでいうと、どんどんやってくれる人も多めな街な気がします(笑)。自分たちで知って楽しもう!みたいな。飄々と能動的に動いているタイプが多いですね。

根上:皆さんとっても素敵です。そして、五十嵐さんと増田さんからたくさんの方のお名前が挙がることが、下北沢の魅力を体現しているように感じます。“ちょうどいい距離感”の街に行きたい、と思っている方の中にも、「下北沢はおしゃれすぎるから」と、足を運べていない人がたくさんいらっしゃいそうですね。

散歩社|増田さん:そうですね。ふらっと来てほしいです。今回のFUNclusion Weekも、私の感覚ではありますが、「力が入りすぎない」ことを大事にして取り組みました。めちゃめちゃ気合いは入ってるんですけど(笑)。知識がなかったり、「わからない」「失礼があったらどうしよう」と思ってしまうと、「関わらないようにしよう」と距離を置いてしまうこともあると思うんです。そういう傾向は、日本人の民族性としてあるのかなという気がしていて。このシモキタの風土の中で、ヘラルボニーさんと大広さんが作られている雰囲気が混ざり合って、「障害者週間とは!」という堅苦しいイベントではなくて、いろんな意味でオープンな入り口のようなイベントになれたらいいなと思っています。
画像:お二人の対談シーン。お話する五十嵐さんとじっくり耳を傾ける増田さん。画像終わり

FUNclusion Weekへの期待。“隣の人”を想像するきっかけに。

根上:ありがとございます!本日のお話を伺い、下北沢のもつ「心地よさ」の持つ懐の深さを感じました。最後に、FUNclusion Weekへの期待をお伺いできますと幸いです!

小田急電鉄|五十嵐さん:肩ひじを張らず、一緒に生活している、一緒に遊んでいる、一緒にご飯を食べている…なんでもいいのですが、普通に隣にいる。そんな場所になればいいなと思います。「特別な人だから!」「なんとかしなきゃ!」ではなくて、困っていたら一声かけたらいいし、そうじゃないなら何もしない。だけど少し気にかけている。そんな距離感が、みんなに根付くといいなと思います。増田さんもおっしゃっていましたが、どうしても「知識がない」「こういう人が来たら…」とついつい考えてしまう。お店をやっていたら、考えてしまうのが当たり前だと思いますが、「その人がどうしたいのか」「何に困っているのか」ちょっと考えを働かせればわかること、そのくらいで良いのだと思うんです。街の皆さんに、そこに気づいてもらい、“どこにでもいる人のうちの1人”。そうなってくれたらいいなと思います。

散歩社|増田さん:こういうテーマで“完璧に”することは難しくて、私たちにとっても、足りていないところに気づき、いつもと違う視点を持つとてもいい機会でした。今回、準備をしているときに「ここにこんな段差があったか…」と気づかせていただいて。そういうことがあったときに「だめだな」ではなく、「気づけた」ことを大事にしたいと思っています。その結果、FUNclusion Weekに間に合う形で、世田谷区が実施している助成金を活用して、BONUS TRACKにスロープを導入することができました。想像力を持ちながら、隣にいる人にどれだけ優しくできるか、隣にいる人が困っていることに気づけるか。それは障害があってもなくても一緒で。このイベントをきっかけに、そういう気持ちを広げていけたらいいなと思っています。

おわりに

たくさんの方に支えられ、無事閉幕したFUNclusion Weekですが、開催を決めた直後は、コンセプトはどうするか、何をするか、場所は…?と、試行錯誤していました。そうした日々の中で、初めてBONUS TRACKにお邪魔し色々な場所を見せていただいた後、帰り道に、誰からともなく「ここでやりたいね」という言葉があふれてきました。お話を伺い、BONUS TRACKが、線路街が、そして下北沢がまとう、誰に対しても特別視はしないけれど拒絶することもない、困っていたら手を差し伸べてくれる。下北沢の皆さんが、長い歴史の中で紡いでこられた、“やさしいまざりあい”。まさにそのやさしさと、懐の深さで、初めてのイベント開催、という大テーマに向き合っていた私たちを受け入れてくれていたからなのかもしれないな、と感じていました。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!6回にわたったFUNclusion Week特集、いかがでしたでしょうか?改めて、たくさんの方のお力と愛情がつまったイベントだったと実感しております。本当にありがとうございました。
FUNclusion研究所では、今後もFUNclusionなトピックスを発信してまいります!それでは皆さん、次回のFUNclusion研究所でお会いできること、楽しみにしております。


「FUNclusion Week特集 」シリーズ一覧
―FUNclusion Week特集 1―なによりもまずは、ただ楽しんでもらえたら
―FUNclusion Week特集 2―『見えないお花屋』“ブラインド”がひらく、お花の可能性
―FUNclusion Week特集 3―『しずかでうるさい洋食屋さん』“ちがい”をつなぐ、“食”のパワー
―FUNclusion Week特集 4―下北沢を愛するローカルメディア『しもブロ』黒田さんに聞く!FUNclusion Weekがもたらすものとは?
―FUNclusion Week特集 5―ユニバーサル上映への挑戦。映画の可能性を広げる、異色のコラボレーションが実現!

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このコラムの著者

根上 小夏

(株)大広 ソリューションデザイン本部ストラテジックプランニング局

北海道出身、2000年生まれ。 2023年 株式会社大広に新卒入社し、以来マーケティングセクションに所属。 調査を通した市場・顧客分析や事業・ブランド戦略や施策立案業務に携わる。 高校生の時、広告を見て自身が励まされた経験から、“きもちのスイッチ”を発見できるマーケターを目指しています。 忙しなくも、愛おしい日々に、心が前向きになる瞬間を創りだしていきたいです。 日常の彩る瞬間を、増やせますように。そんな気持ちを胸に、日々の業務に向き合っています。